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石川県かほく市の独身税について想うこと。教育の場でもっとリアルなお金の話を。

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今日は雑記です。最近話題になっている独身税について想う事を書いてみました。ちなみに、私は独身税反対です笑

石川県かほく市ママ課の独身税問題とは

最近、話題になっていますが、石川県かほく市のプロジェクトで子育て中の女性で作る会「かほく市ママ課」が、その活動の中で財務省の担当者と意見交換会を行い、その中で「結婚して子育てをしていると、生活水準が下がってしまうので、独身者に負担をお願いしたい」という提案をしたという報道です。

かほく市ママ課「独身税」提案 財務省主計官と懇談 - 経済ニュース | 北國新聞社

その独身税という強烈な響きもあってか、ネット上では大きく波紋を呼んでおり、色々な議論が起きているようです。

ちなみに、実際は正式に提案をしていたわけではなく、意見交換会の中で出た話を切り取られただけのようで、どうやら誤報に近いところもあるようですね。

私は、特に行政の仕事をしているわけではありませんので、話のポイントを的確にとらえている訳ではありませんが、この機会に応じて自分勝手な視点で考えたことを書いてみます。

独身税には反対

私は現在、独身です。そのため、独身税を取られる立場にありますので、単純に税金をこれ以上取られたくないという意味で、まずは独身税には反対です笑

それは置いといて、今回の問題になっている「結婚して子育てしている世帯が生活水準を下げなければいけない」ということですが、そういった事態は誰でも想定できることです。綺麗事ではありますが、子供が生まれる前から、お金や時間の負担が多くかかることを想定して、準備(貯蓄)をしておくべきなのです。

今は結婚している人も、結婚する前は独身者だったわけで、独身者から税金を取ってしまったら、独身者の資産形成を妨げて、その独身者が結婚したら、また次の独身者から税金を取って・・・という堂々巡りになってしまうと思いますので、問題の根本的解決ならないという意味で、私は独身税には反対です。

長期的な視点を持てないことが問題

私が思うに、「結婚して子供ができたらお金がかかる」ということは、誰でも想定できる問題なのに、想定していない、または想定した行動をしていない人が多くいるということが一番問題なのだと思います。つまり、長期的な視点を持って、将来の事を考えることができていないわけです。もちろん、仕事がなかったり、所得が低かったりという問題で貯蓄をできないという問題はありますが、それは今回とは別の問題になると思いますので、考えません!笑

私もそうでしたが、学生時代はお金がなく、自分のやりたいことが思った通りにはできません。しかし、社会人になると、いきなり学生時代には手にしなかったような大金が毎月入ってくるようになり、それに浮かれて計画性のない、お金の使い方をしてしまう人が多くいます。

実際に私もそうでした。それなりのお給料をもらっていましたが、社会人を始めて3年くらいは、借金こそしていませんでしたが、ほぼ貯金はありませんでした。

そういった生活に陥ってしまうのは、やはり、目先のことに一喜一憂して長期的視点を持てていないのが原因です。

教育の場で将来のリアルなお金の話を

では、長期的な視点を持って行動していく人を増やしていくためにはどうすればいいのかということですが、教育の場から変えていかなければいけないと思います。でも、長期的な視点をどうやったら持てるようになるのかという議論はあまりにも難しすぎるので、ここではしません!

しかし、私がそのきっかけとして一つ思うことは、もっと教育の現場でマネーリテラシーを高めるような場を設けて欲しいということです。将来自分が備えるべきお金のことについて知っていれば、長期的な視点を持って、その事態を想定して早めに動くきっかけになるのではということです。

私が、社会人になって一番感じたことは、「お金のことを何も知らない」、ということでした。入社後の研修で保険や年金の話をされても何の事だかわからないし、税金も気づいたらとんでもない額が引かれています。確かに詳しいことは知らなくても、制度にのっかっていれば特に問題なく過ごすことができますが、資産形成を行うためには、ある程度は知っているべき知識です。

そういった、社会制度的な問題だけでなく、子どもの教育費が1,000万、2,000万かかるということ、一般的な会社員の平均給与が400万円そこそこであることなど・・・もっと、お金のリアルな話を教育の場でしていくべきだと思います。

実際、今は誰も教えてくれないので、自分で情報を取りに行かないと、何も知ることはできません。つまりは、自分でお金を貯めなければいけないと気付いた人や、お金のことに興味を持った人しか、そういった知識が伸びないようになっているのです。

若い人は、結婚や子供ができて初めてお金について考えるべき場に遭遇して、やっと動き出すという人が多くいると思います。正直、それでは遅いと思いますし、十分な準備を出来ずに、子育ての必要が出てきてしまい、結局は今回の独身税の議論のように、生活水準を下げなければいけないという話に繋がっているのではないかと考えました。

最後に

あまりまとまっていないことを色々書きました。結局言いたいのは、もっとお金のことを若いうちから勉強して、将来の事をリアルに考えて過ごせるようになるべきということです。

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