つみたてNISAの出足が鈍いようですが、つみたてNISAのような美味しい情報は自分から取りに行くしかないようです。
今日は投資ネタです。1月から制度が始まった、つみたてNISAについての所感です。ニュースサイトの記事で、つみたてNISAの出足の鈍さが取り上げられていましたので、それに対して私の感じたことを書いてみました。
つみたてNISAの出足が鈍いようです
つみたてNISA制度が今年の1月より実際に始まりました。つみたてNISAについては、以下の金融庁のページをご覧ください。
www.fsa.go.jp
そして、1月から制度が始まったわけですが、その出足についてニュースサイトで以下の記事を見つけました。
14年に始まった、所謂「現行NISA」が初月末に300万弱口座数があったのに対し、1月17日時点での「つみたてNISA」への申込件数が20万弱ということで、数字が伸びていないという指摘です。現行NISAとつみたてNISAの2つの口座を持つことはできないため、単純な比較にはならないとは思いますが、確かに物足りなく感じますね。
その原因として、つみたてNISAは金融庁が「適格」と判断した低信託報酬の投信商品に対象が限定されるために証券会社への実入りが少なく、証券会社にとって収益性を考えると魅力的ではないため、プロモーションへとつながっていないということが書かれています。
憎たらしいことではありますが、手数料から収益を上げている証券会社としては自分たちの実入りの大きい商品を勧めるのは当然の事ですからね。
しかし、金融庁が認めた低コストで優良な商品へと投資できるということが、つみたてNISAの特徴であり、売りだったと私は思っていましたが、それがつみたてNISAが世間に広がっていくうえでの足枷になっているとしたら、何とも皮肉な話ですね。
良い制度なのに広まらないのはもったいないです
つみたてNISA制度は、投資ブログ界隈の人々からは、現在の積立投資の制度の中では最も優れた制度であると、よく言われています。月2~3万円(年間40万円)という少し頑張れば捻出できるようなお金を、非課税で優良な投資商品に20年間もの間、自動的に積み立ててくれるのです。
月数万とはいえ、20年間積み立て続ければその元本は800万円になりますので、馬鹿に出来ないですよね。
しかし、そんな投資家にとって魅力的な商品も、逆にそれを販売する証券会社にとっては魅力的な商品ではないために、結局はその良さが十分に一般投資家に伝わっていないようです。(本当かどうかは分かりませんが。)
証券会社と言えば、投資家の利益よりも自社の利益を優先したような高コストの商品を売りつけて手数料を稼ぎ、投資家は結局損をさせられて投資に対して悪い印象を持ち・・・といった悪循環を起こしているのが私の勝手なイメージですが、もっと、つみたてNISAのような投資家のためになる制度をPRしていき、投資に対するハードルを下げていくことも、世間に投資を広めていくためには必要なのになぁと思います。
折角、投資の裾野を広げるチャンスなのに、なんかもったいない気がしますよね。
美味しい情報は自分から取りに行くしかない
今回のニュースを受けて感じましたが、投資家にとって有益な美味しい情報もそれを販売する証券会社が広めてくれないとなると、結局は自分たちで情報を取りに行かなければならないわけです。
最近は、つみたてNISAやiDeCoなど、投資へのきっかけとなる話題が非常に多かったと思いますし、ニュース番組などでも取り上げられていました。しかし、投資に興味のない人にとっては、結局よくわからない話で終わっているのかもしれません。
そのよくわからない話で終わらずに、自分から調べて情報を取りに行こうとした人だけに、こういった有益な情報が届いているのでしょう。
特にお金関係の話は、日常生活では馴染みのない話が多く敬遠しがちですが、自分たちの資産を築く上では非常に大事な話が多いですので、日々勉強して新しい情報を取り入れていくことが非常に大事なのだと改めて感じました。
最後に
今日は、つみたてNISAに関しての記事でした。つみたてNISAのような美味しい情報は自分から取りに行く必要がありそうですので、これからも積極的にお金周りの情報を集めていき、資産増加に繋げていきたいと思います。
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