【米国株購入】AT&T(T)を37.65USDで新規購入しました【2017年8月定期購入】
今日は米国株投資についてです。8月の定期購入で、AT&Tを35.65USDで新規購入しましたので、その取引を振り返りたいと思います。
AT&Tを新規購入しました
アメリカの通信業界には悲観的な見方が強いです
AT&Tといえばベライゾンコミュニケーションズと双璧をなす、アメリカの通信大手銘柄ですね。アメリカの通信事業は、第三勢力のTモバイルが「データ無制限プラン」で契約者を伸ばすなど、価格競争が激化しており、AT&T、ベライゾンともに悲観的な見方が強く、最近では大きく株価を下げていました。
その後、2Qの決算内容が悪くなかったこともあり、株価は一度急騰しましたが、その反発か最近はまた落ち着いてきたところを購入しました。
超高配当で安定的にキャッシュフローを生み出しています
私が米国株投資を始めたばかりの頃(2017年2月頃)は、40ドルを超えており、配当利回りは4%台だったと思いますので、そのころに比べると配当利回りも5%を超えており、十分に魅力的な水準にありますね。
また、AT&Tは株主還元の姿勢も強く2017年2月にも増配を実施していて、33年連続増配することが決まっています。
ちなみに参考にさせて頂いているブログのTの銘柄分析です。
EPSには、ばらつきがありますが、営業CFは安定していますし、営業CFマージンは25%付近と非常に安定したキャッシュフローを生み出しており、株主還元志向も高い超優良銘柄です。
AT&Tについては、タイムワーナーの買収もあり、通信事業だけにとどまらず、トータルでのコンテンツを提供する企業へと変貌を遂げていますので、今後の動きに注目していきたいですね。
購入情報(2017年8月30日）
銘柄：T
購入額：37.65USD
株数：35株
米国個別株投資ルールに従っているかの確認
先日、以下の記事にて米国株投資のルールを立てました。ルールを作ってから初めての銘柄購入になりますが、こちらの買い増しのルールに沿って今回の銘柄購入を振り返ります。
購入銘柄選択の第一優先チェックポイント
・PER：20倍以下の株が望ましい。場合によっては、25倍以下も可
→実績PERは18倍程度、予想PERは13倍程度で基準以下。
・配当利回り：3.0%以上の株を購入する。3.5%以上あると望ましい
→配当利回り約5.2%と十分すぎる配当。
・増配歴：20年以上の連続増配銘柄が望ましい。それ以下でも減配歴がなければ可。
→33年連続増配と十分な増配実績あり。
・配当性向：80%以下
→2016年12月期の配当性向81.3%と若干オーバー。十分な増配実績と株主還元性を考慮。
・営業CF：長い目で見て右肩上がり、営業CFマージン15%以上が望ましい
→横ばい。業種的に市場が頭打ちなので、ここは仕方なし。営業CFマージンは25%程度と安定的にキャッシュを生み出している。
購入銘柄選択の第二優先チェックポイント
・増配率
→直近の増配は2.1%と、増配率は低い。それでも、厳しい市場環境で増配をする姿勢は〇。
・売上地域比率
→ほぼ、100%米国内の売上。これも業界的に仕方なし。
総括
上記のチェックポイントを100%満たすような魅力的な銘柄は存在しないですが、配当関係の項目は非常に満足の行ける結果です。
厳しい市場環境にありながら配当利回りは高く、株主還元志向も強ですし、市場への悲観的な見方のためか、割安なところで購入できました。
しかし、配当性向も高く、増配率も低いので今後の動きに若干の不安はありますが、過去の実績通り、配当による安定的なインカムゲインを期待して買い増しを続けていく予定です。
今後の米国株投資方針
今回の購入により、所有銘柄数は6銘柄となりました。T、VZ、XOM、IBM、TGT、MOの6銘柄です。まだまだ、ポートフォリオの構築を優先させたいと思っていますので、9月も新規銘柄を購入したいと思います。
もう少し銘柄の購入を進めたら、私も他のブロガーさんがやっているのと同じように、円グラフで自分のポートフォリオをまとめたいと思います。
ちなみに、XOMなんかは年初来安値まで下落して配当利回りも4%を超えていますので、買いまししたくて仕方なく涎を垂らして眺めていますが、ここはひとまず我慢して、ポートフォリオを固める事に集中します。
最後に
AT&Tを新規購入しましたので、その取引を振り返りました。先日、投資ルールを固めたことで、迷いなく銘柄購入に踏み切れましたので、その点は非常に良かったと思います。高配当が魅力的な銘柄ですので、今後の配当受領が非常に楽しみです！
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ベライゾン株も保有しています。
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