「為替コストの低いSBI証券に移管するか否か?」考えてみました。
今日は米国株投資ネタです。私はマネック証券のユーザーですが、SBI証券の方が大幅に為替コストが低いことが分かりましたので、実際に移管するかどうか考えてみました。
楽天証券、SBI証券が手数料を下げました
先日の以下の記事で紹介しましたが、証券会社の米国株取引コスト競争で動きがありました。
楽天証券は、他社より高かった米国株の購入手数料を他社と同水準まで値下げしました。SBI証券は為替コストを1ドルあたり、15銭→4銭としています。マネックス証券や楽天証券の為替コストは25銭ですので、もともと他社より安かったところを更に値下げしたということになります。
手数料の値下げは、実質的には投資家のリターンを押し上げますので大歓迎ですが、私の場合はマネックス証券ユーザーですので、今回の値下げの影響は全く受けていません。そこで、手数料が安くなると考えられるSBI証券への移管をするかどうか考えてみました。
マネックス証券からSBI証券に移管するべきかどうか
私は米国株投資を始めたころから、深く考えもせずにマネックス証券を利用していたのですが、コストの低いSBI証券に移管するべきどうか考えてみました。
米国株の移管手数料が結構かかる
実はマネックス証券から、米国株を他の証券会社の口座に移管するには結構な手数料がかかります。
マネックス証券の公式サイトに書いてありますが、「1銘柄につき税込3,240円」です。私の場合は6銘柄を保有していますので、いま移管しようと思うと、19,440円です。かなり、馬鹿にならない手数料ですね・・・
20,000円分の差を為替コストで取り戻すには、最低でも500万円分くらいのドル転を行わないとなりませんので結構大変ですし、長い目で見たら取り戻せますが、無駄なコストであることは間違いありません。
実は、SBI証券では今年の上期に他社から米国株式を移管する場合には手数料を負担してくれるというキャンペーンをやっていましたが、そういったキャンペーンがあれば考えてもいいかもしれません。
NISA口座での購入手数料ではマネックスに軍配
マネックス証券にもSBI証券よりコスト的に優れている部分がありました。
それは、NISA口座での米国個別株の買付手数料です。SBI証券では、NISAで個別株を購入する場合、購入手数料は普通にかかります(ETFは無料)。しかし、マネックス証券ではETFはもちろん、個別株を購入しても手数料は無料です。
NISA口座の年額は120万円ですが、もしも半分の60万円分個別株を買ったとすると、
60万円×0.45%(手数料)=2,700円
だいたい2,700円/年のコストダウンになります。(正確にはドルでの計算になりますが、簡略化しています。)
NISA口座はずっと続く制度ではないので、長い目で見たら疑問ではありますが、直近で見ると、それなりの差があります。
併用するという考え方
株式の移管手数料がかかるということで、今保有している分の株式はそのままにしておいて、今後の銘柄買い増しはSBI証券で購入するという方法も考えられます。
しかし、そうなると配当金の振り込みが分散されて、配当再投資戦略を取るには、配当に加えて自分の資金を両証券口座に追加投資して行くことが必要になります。
そうなると、SBI証券も、マネックス証券も両方管理する必要があり、管理が煩雑になりそうです。。。できれば、証券口座は一つにまとめたいと思います。
結論
結論としては、しばらくは静観することにします笑
一応SBI証券の口座は作ったのでいつでも取引は始められますが、マネックス証券の口座内にもドルでの預金が残っていますので、まずはこれを使って粛々と銘柄を買い増していきます。
最後に
今回は証券会社の移管について考えてみました。手数料的に不利なマネックス証券にしばらく残ることにしましたが、証券会社各社の手数料の値下げ合戦は続いてますので、マネックスがさらなる値下げに挑むことを祈っています笑
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