高杉晋作の名言「おもしろきこともなき世を面白く。すみなすものは心なりけり。」は、私にとってセミリタイアの原動力となる言葉です。
今日は、高杉晋作の名言「おもしろきこともなき世をおもしろく。すみなすものは心なりけり。」についてです。この言葉の解釈と、私にとっての捉え方について、紹介させて頂きます。
- 「おもしろきこともなき世をおもしろく。すみなすものは心なりけり。」
- この歌の解釈について
- 上司が良く仕事に対して使っています
- 人生を捉える言葉として考えると、「セミリタイアの原動力」となります
- 最後に
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「おもしろきこともなき世をおもしろく。すみなすものは心なりけり。」
この言葉は、高杉晋作が残したとされる有名な言葉ですね。
高杉晋作と言えば、尊王攘夷運動を推し進めた幕末の志士です。私は正直言って、歴史の知識が深いわけではないので、高杉晋作の事を詳しく知っている訳ではありませんが、27歳という若さで亡くなったにも関わらず、歴史に名を残していることを考えると、それだけ激しく精力的に働いた人物であるということが分かります。
そんな彼が残した言葉だからこそ重みがあり、有名な言葉として、ここまで語り継がれているのかも知れませんね。
高杉晋作にの一生ついて、詳しくはこちらのページをご参照ください。
この言葉については、「高杉晋作が実際に読んだのは、上の句だけで下の句を付け加えたのは別の人物である。」や、「辞世の句と思われていたが、実際には、亡くなる数年前には読まれていたので辞世の句ではない。」など、言葉に関する色々な説があるようです。
この歌の解釈について
一般的な解釈としては、「面白いことのない世の中でも、それを面白くするのは、結局は自分の気持ち次第である。」といった感じでしょうか。まぁ、そのまんまですね（笑）
世の中を面白くするということに対して、「世の中を変えてしまって面白いものにしてしまう。」という考え方と、「世の中の捉え方を変えて、面白いと感じられるようにする。」というような考え方があると、私は思っています。
私としては後者の考え方がしっくりきていて、「それ自体は面白いと感じることができないものでも、その中にある自分にとってポジティブな要因を見つけて、面白いものとして捉えて、楽しく精力的に生きられるようにする。」というような感じで、解釈しています。
異論は大いに認めますが、本意が分かるのは高杉晋作自身だけですので、結局、捉え方は読み手次第ですよね。
上司が良く仕事に対して使っています
何でこの言葉を取り上げたかというと、私の仕事の上司がこの言葉が好きで、よく飲み会で仕事について語る時に使っているからです。
非常にいい言葉だと思いますし、モチベーションの上がる言葉です。なので、別にこの言葉を使って仕事について語る上司について批判を述べるつもりも全くありません。
しかし、こんなに素晴らしい名言を、仕事についての捉え方だけで、使用してしまうのがもったいない感じがします。
仕事は人生の中でも長い時間を費やす大きな部分ではありますが、やはり「世の中」と詠んでいるだけありますので、人生全体をこの言葉の意識で捉えていきたいと思います。
人生を捉える言葉として考えると、「セミリタイアの原動力」となります
私にとって面白くないことの代表として、仕事が挙げられます。しかし、仕事の中にも達成感を感じる時や好奇心がそそられる時など、ポジティブな気持ちを感じることは確かにあります。
そういった、「ポジティブな気持ちを感じられる場面を増やすように仕事に取り組むことが大切である。」ということを、私の上司が伝えたいということも非常によくわかります。
しかし、仕事で取り組んでいる行為自体はつまらないですし、興味のかけらもありません。その事実はどう頑張っても変わりませんので、私の場合は、人生全体をこの言葉で捉えています。
人生の大部分を占める仕事は面白くないです。しかし、「仕事はどう頑張ったって面白くないのだから、面白くもない仕事をしないでも同じように生活できる人生にしちゃえ！」という感じですね。
ちょっと解釈からずれてくる気がしますが。。。
このように、この言葉を人生全体を対象に捉えることで、この言葉が、私がセミリタイアを目指すうえでの原動力になっているのです。何とかセミリタイアを達成して、面白くない仕事をしなくても生きていける人生にするべく、これからも努力していきたいと思います。
最後に
今日は、高杉晋作の名言について、自分なりに考えてみました。
この言葉を改めて胸に刻んで、セミリタイアに向けて、高杉晋作のように日々の生活に全力で取り組んでいきたいと思います。また、どこかで素晴らしい名言を見つけたら紹介していきたいです。
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